2021.01.05

特集:イメージからのサンプル製作

三研工業の治具でお客様が考えるベストな品質を
いつもお世話になっております。
工場長の杉田です。

弊社は「試作屋」という事で
「まだイメージ段階の製品なんですが、
 こういったものは可能ですか?」

といったお問合わせをいただく事もあります。

その中には
「どの程度まで薄いものを作れますか?」
などのお問合わせもありました。

弊社でも薄物は何度も製作実績はございますが、
製品などではやはり公開できるものがあまりなかったため、
今回あらためてサンプルとして、極薄のものに挑戦してみました。

薄物加工と言っても、
マシニング、プレスなど思いつくだけでも
様々な種類の加工があります。

旋盤での加工もそのうちの一つになりますが、
「旋盤」「極薄0.1mm」「両面加工」
というテーマで挑みました。

片面での薄物加工は当たり前の様にできますが、
肉厚0.1mmというと紙1枚分の厚みとなり
こちらが両面加工となると、
治具の製作や、クランプなどをどう行うかによって、
表面の美しさ、精度など、かなり異なってきます。
最悪は破れるという事態も起こってしまいます。
旋盤加工でのせんさく目は
やはりマシニングなどとくらべ各段に表面粗さが綺麗で
目視の段階で表面粗さがかなり出ています。

またこちらを実際に弊社の検査器具などで測定した所
やはり平均肉厚もきれいに出ており、
今回の加工方法に再度自信が持てました。

以上の様な高難易度のものも
弊社では方法自体を考慮しながら加工しております。
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三研工業では、
イメージ段階の案件でも、相談を頂ければ形にしてまいりますので、
今まで他社で断られた案件等やご要望などございましたら、
是非とも形にされてみませんか?

今後とも、三研工業をどうぞ宜しくお願い致します。
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